日記・コラム
◯5/18(月)「AIは 0→1 に便利。」
板谷AIは最初の形づくりに便利です。
普段はClaude、Geminiを使っています。0→1はAI活用でかなりスピーディーになります。
たとえば資料作成。まっさらな紙に書き始めるのはかなりエネルギーを使いますが、AIに壁打ちし、簡単な草稿を作ってもらえば0→1に時間がかかりません。
そして修正作業を行うことで、自分の思考・主張に沿った資料を作ることができます。
1→10にするような修正作業なら取り組みやすく、不可も少ないため生産性も上がります。
ぜひ、0→1にAIを活用しましょう。
◯5/17(日)「ウイルス身代金、復元失敗6割。」



ランサムウェア攻撃の実態調査が公表されました。
JIPDECの調査では、ランサムウェア攻撃を受けてデータが暗号化され、その復元のために身代金を支払った222社のうち、63%はシステムやデータを復元できなかったそうです。
注意したいのはバックアップデータです。
アスクルは侵入されたシステムと同じデータセンターに保存していたため、バックアップも暗号化(攻撃)されたとのこと。
サイバー攻撃を想定した事業継続計画「サイバーBCP」の策定率は、被害企業でも18%にとどまっています。
身代金を払ってもデータ復元できないことを前提に、データのオフラインバックアップの整備が求められます。
【参考:日本経済新聞(ランサム被害、復元失敗6割 身代金払っても脅迫続く恐れ データ喪失対策が必要に)】
◯5/16(土)「チームラボの感想。」



東京豊洲のチームラボに行ってきました!
まさに体験するアートで、終始わくわくしながら楽しめました。
作品を身体で感じるのが新鮮でした。リアルにこだわった作品づくりが、安っぽさを感じさせない理由だと感じました。
膝下まで浸かる大量の水や、造花ではない植物など、プロジェクションマッピングだけに頼らない姿勢が体験型アートとして人気を得ている理由だと思います。
同じ体験型でもレジャーとアート、これらの違いはどこで出るのか少し分かった気がします。
事前予約は必要ですが、とてもおすすめできるスポットでした。






◯5/15(金)「中年の悩み、5割が自覚。」



ミッドライフクライシスについてです。
「ミッドライフクライシス(中年の危機)」は、キャリアや子育てが一段落したタイミングで精神的に不安定になる現象です。
野村総研の調査では、40〜59歳の正社員の53%が「自覚あり」と回答しているそう。
そのうち74.5%が仕事のパフォーマンス低下を感じ、出社しても上がらないと答えた人も半数を超えています。
中堅社員の漠然とした不安は個人の問題と見られがちですが、生産性や定着に直結する経営課題だと感じます。
【参考:日本経済新聞(「中年の危機」 増える悩み 正社員5割が自覚/企業も対策急ぐ)】
◯5/14(木)「パート不合理感7割。」



東京都が「パートタイマーに関する実態調査」を公表しました。
都内中小企業で働くパートの約7割が、正社員との待遇差に「不合理」を感じているそうです。
最も声が大きいのは「賞与」で51.6%、業務内容が同じ正社員がいるパートに限れば5割が「賃金水準に納得していない」と答えています。
10月からは同一労働同一賃金の指針も改正され、家族手当や退職金の運用が一段と問われそうです。
「不合理はない」と答えた事業所は48.1%にのぼりますが、点検し直す時期だと感じます。
【参考:労働新聞(7割が「不合理実感」 パートタイマーの調査で 東京都)】
◯5/13(水)「最賃見直しを要望。」



中小企業4団体が最低賃金に関する要望を公表しました。
日本商工会議所など4団体は連名で「2020年代に全国加重平均1500円」をめざす政府目標を「経営実態から乖離している」と批判し、見直しを求めました。
昨年の地方審議では中央の目安を大きく上回る上乗せが相次ぎ、知事からの引上げ要請などが議論の前提を歪めたとの指摘です。
発効日も引上げ額の審議と切り離し、1月以降を基本に据えるべきとも訴えています。
賃上げの必要性は感じつつも、政策目標と地方中小の現場感覚との距離を改めて感じます。
【参考:労働新聞(最賃の政府目標見直しを求める 中小企業4団体)】
◯5/12(火)「深夜割増45%を導入。」



小田急電鉄が深夜割増率を引き上げました。
22時から翌5時までの深夜割増率を30%から45%に、屋外勤務は36%から51%まで引き上げたそうです。
法定の深夜割増25%を大きく超える、1.8倍にあたる水準です。
終電後から始発までの宿泊勤務に対応できる駅係員や運転士の確保が狙いとのこと。
平均1.21万円のベースアップや独身寮の負担軽減、年10日の子の行事休暇も新設しています。
賃金だけでなく住環境や家庭との両立まで包括的に手当てしている姿勢が印象的です。
【参考:労働新聞(深夜割増率45%に 駅係員・運転士確保へ 小田急電鉄)】
●5/11(月)「障害者雇用の丸投げ。」



障害者雇用ビジネスの問題が浮き彫りになっています。
業者の仲介で在宅雇用された障害者が、仕事を与えられず放置されるケースが相次いでいるそうです。
報道では、日本旅行が18名を雇用しながら、在宅勤務の14名とは連絡を取らず、就労管理を業者へ委ねていたとのこと。
法定雇用率2.5%(2026年7月から2.7%)を満たすため、企業が業者へ1名あたり月20万円程度を支払う構造があるそうです。
形だけの雇用に流れず、本人の能力が発揮できる職場をつくる責任が改めて事業主に問われています。
【参考:読売新聞(障害者雇用「仕事与えられず放置」相次ぐ…業者に就労管理「丸投げ」の企業、在宅勤務で連絡も取らず)】
◯5/10(日)「取締役の賠償に上限。」



会社法改正が予定され、取締役の業務上の賠償責任に上限を設ける方針のようです。
責任限定契約の対象を、現在の社外取締役から代表取締役・執行役などにも拡げる内容になります。
背景には、東電福島第1原発の株主代表訴訟で旧経営陣に約13兆円の賠償命令が出された事例があるそうです。(後に東京高裁で取消)
巨額の賠償リスクは、買収や設備投資といった経営判断や、海外人材の役員招聘にブレーキをかけてきました。
今回は従業員に関する話題ではありませんが、「背負うものが大きい」と成り手も減ります。
責任と報酬、権限、バランスが重要です。
【参考:日本経済新聞(取締役の賠償に上限 企業の経営判断後押し 会社法改正へ 訴訟リスクに対応)】
◯5/9(土)「報復人事に刑事罰。」



公益通報者保護法が12月に改正施行されます。
最大の変更は、通報者への報復人事に刑事罰が導入される点です。
意思決定に関与した役職員には6月以下の拘禁刑か30万円以下の罰金、法人にも3000万円以下の罰金が科されることになります。
加えて、通報後1年以内の解雇・懲戒は通報を理由とするものと推定され、立証責任が会社側に重くのしかかります。
新たにフリーランスも保護対象に加わり、契約時に窓口の連絡先を書面で渡すなど業務委託先への周知も必要になりそうです。
通報窓口を「形だけ」設けている会社は、処分の検討開始時期や判断過程まで記録に残す運用に切り替えるべきタイミングだと思います。
【参考:日本経済新聞(職場の常識、違法かも――不正の報告、通報者を保護)】
◯5/8(金)「在留カード確認の徹底を。」



外国人雇用管理指針の見直し議論が進んでいます。
論点の一つは、不法就労防止の観点から「適切な雇用管理は事業主の責務である」と明記することです。
不法就労助長罪は今年6月から、5年以下の拘禁刑または500万円以下の罰金へ厳罰化されます。(改正前は3年・300万円)
注意したいのは在留カードの偽造で、有効なカード番号を使った変造カードまで確認されており、目視だけでは偽造を見抜けないレベルにまでなっているそうです。
出入国在留管理庁の「在留カード等読取アプリケーション」を使えば、ICチップ情報と券面表示を照合でき、偽変造の確認ができるのでおすすめです。
協同組合などを通さず外国人雇用を行う際は、より慎重なチェックが重要です。
【参考:労働新聞(【主張】在留カードの確認徹底を)】
◯5/7(木)「転勤に任期制を導入。」



レオパレス21が転勤の任期制を導入しました。
社員が選んだ「本拠地エリア」から離れて働く期間の上限を3年に区切る仕組みです。
転勤手当も期間を2年から3年に延ばし、金額は月1万円から2万円に倍増しています。
転勤の不安は「いつ本拠地に戻れるか見えない」点が大きいです。
任期で区切る発想は、子育てや介護とのライフイベントの両立にもつながり、若手・中堅の定着を後押ししそうです。
【参考:労働新聞(転居転勤を「任期制」に 赴任期間3年まで レオパレス)】
◯5/6(水)「61歳超の週休3日制。」



東京メトロが選択的週休3日制を導入したそうです。
対象は61歳以上の社員で、宿泊勤務など身体的負荷の高い現業職の離職を防ぐ狙いがあります。
55歳以上へのアンケートでは約3割が「身体的負担の軽い業務を希望」と回答しており、現場の声を反映した制度とのこと。
28日単位の変形労働時間制のもとで追加休日を事前にシフトへ組み込み、給与は休日数に応じて減額します。(週休3日制への調整)
65歳定年が広がる中、辞めてから補充するのではなく「辞める前の選択肢」を用意する発想は、人手不足企業の参考になります。
【参考:労働新聞(60歳超に週休3日制 身体的負荷での離職防ぐ 東京メトロ)】
◯5/5(火)「つながらない権利。」



休日の業務連絡には注意が必要です。
テレワークの拡大とチャットツールの浸透もあり、上司から休日や深夜に気軽に連絡のある職場が増えました。
労働時間は「使用者の指揮命令下に置かれた時間」と定義されており、業務時間外でも対応を強制すれば労働時間に該当します。
割増賃金未払いや36協定超過に加え、頻度が高ければハラスメント、過労による体調不良なら安全配慮義務違反のリスクも生じます。
中小企業こそ「即連絡」が当たり前になりがちなので注意が必要です。
余談ですが、フランスなどでは業務時間外の連絡を断れる「つながらない権利」が法制化されており、日本でも労基法改正の議論で検討中のようです。
【参考:日本経済新聞(職場の常識、違法かも――休日・深夜の連絡 やりすぎに注意)】
◯5/4(月)「クマ被害も労災。」



冬眠明けのクマが各地で出没しています。
2025年度のクマ被害による死者は全国で13人。前年度の3人から4倍以上に急増しました。
仕事中にクマに襲われた場合、業務遂行性と業務起因性が認められれば労災保険の対象になります。
2024年には、中部地方で工事予定地の調査中にクマに襲われ亡くなった建設会社社員も労災認定されたようです。
事業主には労働契約法5条の安全配慮義務があります。
自治体がクマ出没マップを配信している今、危険地域での対策に無頓着なまま被害が起きれば、責任を問われかねません。
県北は特にクマが出没しますので、建設・林業・観光業など、山林近くでの業務は注意が必要です。
【参考:日本経済新聞(クマ被害、労働法の保護は 労災補償、就労拒否できる場合も)】
◯5/3(日)「自爆営業もパワハラに。」



厚生労働省の指針が10月に改正予定です。
売れ残った商品を従業員に自腹で買わせる「自爆営業」を強制することが、明確にパワハラとされます。
「アパレル販売員がカード破産した」「自動車販売員が横領にまで至った」といった事例も報じられています。
取引先に対する「下請けいじめ」も今年1月施行の取適法で禁じられ、関連する指導は年8,000件規模で続いているとおり、立場の弱い相手に見えないコストを負わせない姿勢が問われていますね。
ノルマ設計や発注の運用を見直す節目になりそうです。
【参考:日本経済新聞(職場の常識、違法かも 下請けいじめNG、委託先への配慮必須 自爆営業はパワハラに)】
◯5/2(土)「国保逃れの大きな代償。」



国保逃れは加入者本人にも重い代償が及びます。
労務実態のない協会けんぽ加入は、被保険者資格が過去に遡って取り消されるそうです。
例えば10年前から実態がなければ、その期間はまるごと無保険扱いになるとのこと。
国保で遡って納められるのは2年分のみで、残り8年分は保険料を払えません。
その間の医療費が3割負担分だけでなく、7割の保険給付分まで自己負担になる点について、その厳しさに驚きました。
実態のない社会保険加入には大きな注意が必要です。
◯5/1(金)「扶養を個人単位へ。」



財務省が被扶養者制度の見直しを提起しました。
4月28日の財政制度等審議会で、世帯単位から個人単位への切り替えを促したそうです。
被扶養者は約2,970万名で、協会けんぽ等の加入者の約4割を占めるとのこと。
対案として「扶養する人の保険料を多く払ってもらう」案も浮上しているそうです。
第3号被保険者制度の縮小議論ともセットで6月上旬に財務相へ提言される予定です。
扶養を前提とした制度設計そのものが大きな転換点を迎えそうです。
【参考:毎日新聞(財務省、健康保険「被扶養」の見直しを提起 世帯→個人単位へ)】