プロフィール

社会保険労務士
板谷 隆誠(いただに りゅうせい)
1995年生まれ、岡山県倉敷市出身。
倉敷青陵高校→法政大学経営学部 卒業。
大学卒業後は大手化学メーカーでのプラント総務、シニア事業会社での本社人事でバックオフィス業務を経験。
2025年、第57回社会保険労務士試験に合格し、地元岡山にて『あなうみ社労士事務所』を開業。

地元の倉敷青陵高校を卒業後、「東京で何か挑戦したい」という漠然とした強い気持ちから法政大学経営学部に進学しました。経営学部を選んだのは家業がステンドグラス工房だったためか、小さな頃から「ビジネス・経営」に関心があったからでした。
在学中は岡山県学生寮『鶴山館』で4年間お世話になりました。鶴山館は学生自治寮という学生が寮の運営を主体的に行う学生寮で、私は1年次から主にIT関係を担当し、現在も使われている公式サイトのドメイン設定・サイト制作等を行いました。
風呂、洗濯場、トイレ、食堂も共同であるため、学生間トラブルが起きないよう寮運営を行うことの大切さを肌で感じるとともに、学生自治であるがゆえルールも学生たちで決められる自由な環境で、気の良い寮の友人たちと充実した学生ライフを過ごすことができました。

法政大学卒業後は東証一部上場の化学メーカーに入社しました。広島県にある化学プラントの総務部にて経理やRPA化(定型業務自動化)に従事し、業務効率化の面白さに目覚めました。
化学プラントは直接触れると危険な液体・ガス等を流す配管が絡み合っており、万が一、配管ひとつから液漏れが発生するとすぐに厳戒態勢に入り、帰宅していた総務部員もすぐにプラントに駆けつけるような気の抜けない環境でした。
研修として三交代勤務も経験したこの環境で危険予知(KY)、ヒヤリハットという概念を知り、生産性の向上のためには「安全確保が最重要」であると実感するとともに、命に関わる危険な業務を行う作業員方をサポートする難しさを学びました。

人事労務に興味を持ち、社会保険労務士を目指そうと考える転機となったのは、家業のステンドグラス工房でオンライン販売に特化した新ブランド(ガラス・レジン商品の販売)の立ち上げ運営を行っていた頃(2023年3月頃)でした。
商品制作から広報・販売、経理に至るまですべての業務を一人で完遂する日々を経験し、ビジネスを自らの手で動かす充実感を感じるとともに、市場のニーズに合わせた「手工芸のモノづくり」について自身との相性の悪さを感じるようになりました。
新ブランドは一点モノの制作ではなく、決まったデザインの商品を量産するスタイルでした。幸い、多くのご注文をいただくようになったのですが手工芸で均一品質の商品を作り続けることにかかりきりになり、お客様のために新しいデザインの商品を生み出せていない自分にストレスを感じるようになりました。
この経験の中で、ビジネスとしてモノづくりを続けるには仕組み化が根本的に重要であり、手工芸のため自分だけが制作を担うのは事業の安定性・健康面のリスクが大きいと考えるようになったのですが、
事業の成長のために従業員を雇用して続ける選択肢は、採算の面と、自分が理想としていた「一点一点、自分で納得できる商品を作りたい」という面に反していたため、ビジネスとして大量販売を目的とした制作ではなく、趣味としての製作に集中したいと考えるに至りました。
ビジネスとして事業を成長させるためには「熱中できる」だけでは足りず、自分以外のヒトを巻き込んで安定的に価値を生み出し続ける仕組みづくりが必要であると痛感し、ヒトの分野にダイレクトに関わる人事労務のプロ、社会保険労務士になりたいという想いが強く湧きました。

社会保険労務士を目指すと決めた際、実際に人事労務の仕事を経験したいと考えました。
当時、未経験で人事のお仕事はなかなか見つからなかったのですが、良い巡り合わせがあり、岡山県内のシニア系大手企業(グループ全体で従業員約1000名規模)の総務人事課でお仕事ができると決まりました。
実務では入退社の手続き、産休育休の手続きをはじめ、グループ内の新会社設立に関する社会保険・労働保険の届出や、日常的な全国の従業員方からの個別労務相談も受けていました。定常的に毎月15名ほどの入社対応があったり、同時に30名以上の産休育休者の対応を担当するなど人事労務の経験を積みました。
このような日々の業務の中で、労務管理の難しさをリアルで感じつつも、地道にひとつひとつの課題に向き合っていくことの大切さを学びました。
また、社会保険労務士の資格勉強も続けていました。平日は早朝と仕事終わり、独学のため休日は図書館にこもって勉強を続ける日々を約2年間続け、2025年度の社会保険労務士試験で無事合格することができました。

社会保険労務士事務所として、2025年12月1日付で岡山県倉敷市にて開業しました。
「あなうみ」の由来は『吉備の穴海』です。(詳細は事務所案内ページをご参照ください。)
人事労務は定型的な業務も多く、常にシステム的な業務効率化が求められる世界ですが、マイナンバーをはじめとした従業員の重要個人情報をメインで扱うため、業務フローの転換には細心の注意を払うことが求められる非常にデリケートな業務でもあります。システム切替えでデータが一部消失なんてことがあれば大事件です。
しかしながら、私はデジタルのシステム面にも強い社会保険労務士でありたいと考えています。なぜなら、人事労務の業務をシンプルで効率的なものにするためにはデジタル化は避けられないと考えているからです。
助成金の申請代行や採用支援など、社会保険労務士として幅広く業務を展開していますが、その根本には常に業務効率化があります。きめ細やかなサービスを提供できるよう努めます。
趣味:マラソン、ステンドグラス製作
目標を立ててコツコツ積み上げることが好きです。特にジョギングは大好きで、『おかやまマラソン2025』は4時間45分で完走しました。次は4時間15分切りを目指してジョギングを続けています。
